農業

【第3弾】遺伝子組み換えのきほん 安全性編

はいこんにちは。ゆかたん農学校学長です。

 

今日は遺伝子組み換えのきほん第3弾ということでみんなが気になっているであろう、「安全性」についてお話しします!

 

第1弾・2弾はこちらから読んでおさらいしといてね~▼

https://www.yucataan.com/2018/05/18/gmcrops-1/

https://www.yucataan.com/2018/05/19/gmcrops-2/

 

ここまできたら基礎的な知識はわかってもらえたかなと思います。

 

消費者
消費者
GM食品は散々食べていて、世の中の役にたっているのはわかったけど、ホントに食べても安全なの?
ゆかたん
ゆかたん
安全性についてはGM技術が生まれて20年以上、研究がなされているよ。

 

今日は遺伝子組み換えの「安全性」についての知識を身につけましょう!

 

ちゃんと検査は行われているの??

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まず、これかと思います。

消費者
消費者
GM作物が開発されて、農家さんが栽培するようになるまでに安全性の検査はちゃんと行われてる?
ゆかたん
ゆかたん
もちろん!たくさんの厳しい検査を通過しないと栽培できないようになってるよ!世界共通でね!

 

組み換え作物は食品としての安全性だけではなく、環境への影響などもしっかり評価されています。

 

健康被害の報告はあるか?

消費者
消費者
遺伝子組換え作物を食べつづけるとガンになるってウワサを聞いたんだけど・・・!
ゆかたん
ゆかたん
GM技術が開発されて20年以上、そういった報告はひとつもありません!なぜなら、導入した遺伝子のタンパク質はからだに蓄積しないということがわかっているからです。

 

遺伝子組換えとはほしい遺伝子をある生物から抜き取って、改良したい作物などに導入することですよね。

遺伝子組換え作物がふつうの品種改良とちがうところってなんでしょう?

 

答えは、導入した遺伝子からつくられた「タンパク質」です。

このタンパク質の安全性の審査ってのは徹底的に行われるわけです。

 

わたしたち消費者が心配しているのは、食べてもアレルギー反応がないか?ガンなど悪影響を及ぼさないか?ってところだと思います。

だから研究者たちは、新しい遺伝子を導入して「意図しない成分」がうまれていないか?毒性はないか?を常に調べています。

 

この辺詳しい基準は食品安全委員会に掲載されています。知りたい方はコチラからどうぞ▼

リスク評価(食品安全委員会)

 

その中で安全性が確認されたものだけ世に出回っているんですよ。

消費者
消費者
へえ、じゃあ食べても安全なことは証明されてるんだね!
ゆかたん
ゆかたん
組み替えた遺伝子からできたタンパク質は、ふつうのタンパク質と同じように体内で消化されるだけだからね。

 

なので体内で蓄積されてガンになるってのはうそ。世界でひとりもいません。

これは、動物も含めてですよ?ラットとか家畜とかも含みます。

 

ゆかたん
ゆかたん
もう20年以上世に出回ってるんだから、危険性があるならとっくに誰かガンになってると思わない?

 

ただ、先のことはわからないっていう不安を払拭するのはなかなか簡単にできるものじゃないっていうのは分かります。

それを払拭するために商業栽培の前の審査ってのはちゃんと行われていることを理解しておいてください。

 

健康被害の研究もない=安全?

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遺伝子組換え作物が世に出回って20年以上になります。

世界では遺伝子組換え作物による健康被害の報告は1件もないと先ほど説明しましたね?

 

消費者
消費者
GM食品をたくさん食べさせて危険性が見つかった研究報告もないの?
ゆかたん
ゆかたん
20年以上研究されているけど、被害が見つかった報告はひとつもないよ。

東京で行われた研究でGM品種が導入されていなかった時代のエサと、GM品種が導入された時代のエサを同じ量食べたラットの死亡率は変わらなかったという研究結果もあるんだよ。

 

世界的に権威のある科学ジャーナルからも報告は1件もありません。あったら徹底的に調査してますから・・・

そもそも被害があったら世界中騒ぎになってるし。

 

てことはですよ、20年分の安全性に対する研究結果が積みあがっているんです。

 

危険性がないことを証明する論文がある、だから安全だということです。

 

安全性だけを証明する研究はむずかしいんですよ。

なぜなら安全性を証明できるものなんてなにもないからです。

 

なにが証明されたら安全なんですかね?

普通の品種改良だって、ふだん食べているお肉やお魚、飲み薬だって「これは安全だ!」って断言できるものなんてありません。

 

危険性がないか?を探るのが研究です。

 

根拠も知識も乏しい情報をうのみにしないでください。

厚生労働省も安全性についてはパンフレットを出しているので読んでみてくださいね。

遺伝子組み換え食品について学ぶ|厚生労働省

 

消費者
消費者
そういえば、GM作物のえさを食べたラットにでっかい腫瘍ができた研究がなかったっけ?
ゆかたん
ゆかたん
ああセラリーニ氏の論文のことね。あれは根拠にとぼしいから撤回されてるよ。詳しくは第4段の記事をみてね。

https://www.yucataan.com/2018/05/21/gmcrops-4/

 

 遺伝子組み換えは怖くない

今日のおさらいですよ。

まとめ
  1. 安全性を厳しく確認されたものでないと世の中に出回ることはできない
  2. 遺伝子組換え作物を食べたことによる健康被害や研究報告はひとつもない
  3. 安全性の研究は20年以上されている

わたしたちはGM作物を日々食べ続けているし、これからも食べ続けて大丈夫なんですよ。

わたしはもう遺伝子組み換えかどうかってことは気にならなくなりました。

 

でも食べたくないと思ったら食べなきゃいいんですよ!

それは個人の自由だからね。

 

安全性を証明するために一生懸命研究しているひとがたくさんいるってことは覚えておいてください。

 

んじゃ今日はここまで!次回は、先ほどちらっと話に出た「セラリーニ氏の論文」について完全論破します!!!

https://www.yucataan.com/2018/05/21/gmcrops-4/

さらに続きがきになる方はコチラもどうぞ▼

第5弾 遺伝子組み換えよくある質問編

第6弾 遺伝子組み換えのデメリット編