はいっ「共感覚者」のゆかたん(@AgriBloger)です!
「共感覚」とは、文字や音に「色」が見えたり、匂いを感じたりすることです。
わたしは文字と音に色がみえます。
ふつうのひとだったら文字を見ても「黒い」で終わりだと思うんです。
ですが、わたしたち共感覚者は色や匂い、味覚までがついてきます。
ひとつの感覚(視覚や聴覚など)の刺激によって、他の知覚が刺激されている状態なんです。
音を「聞いたら」色が「見える」のように、五感が「連動されてる」って感じです。(むずかしい?笑)
どうやら赤ちゃんの頃はみんな共感覚をもっているんだけど、成長するにつれなくなっていくのが普通です。でも、一部の人間は共感覚が残って大人になってしまってるんですね。
わたしは小さい頃からこの感覚がずっとあたりまえだと思って生きてきました。
でもどうやらこれは一部のひとしか持たない感覚らしい・・・!
わたしのような“色が見える”共感覚者は、誰よりもカラフルな世界を生きています。
今日は共感覚をもつ人間がどういう日常を送っているのかちょっぴりお見せしますよ!
共感覚ってあったらなんかいいことあるの?大変なことはあるの?という疑問にもお答えしよう!
共感覚って具体的にどんな感じ?
文字に色が見える場合
文字に色が見えるっていうのはどういう感じかお見せしますね!
もちろん、実際に色がついて見えているわけではなくて頭の中で見えてるっていう感じですね。
わたしはひとの名前や単語に色がみえます。全部じゃないけど。
でも文章で読むと色は見えません。文章にまで見えてたら読めないからね。笑
名前だとこんな感じに見えます!(適当に思いついた名前です)
山田太郎
明石家さんま
はあちゅう
イケダハヤト
宮崎あおい
単語だったらこんな感じ。(見づらくてごめん)
ありがとう。ごめんなさい。こんにちは!
ABCDEFG・・・
12345・・・
名前に色がみえるわたしは初対面のひとの顔と名前を覚えるのがめちゃくちゃ得意です。
ひとは初対面のひとと会って7秒で第一印象を決めて、それが半年間持続するっていうけどわたしは会う前から第一印象を決めてます。笑
わたしも文字と音に色がみえるけどここまでの共感覚はすごい!
ちなみにわたしの場合、会ったことのない人は名前の色で判断して、会う前に第一印象を決めます(だいたいあたる) https://t.co/EPmPMhz4rJ— ゆかたん農学校 学長 (@AgriBloger) 2018年7月13日
赤が名前に入っているひとはきっと情熱的で、行動力がありそうとか。ちょっとクセありそうとかw 黄色に見えるひとはハツラツとしてるんだろうなぁとかね!
これがあたるんだな!
ただの便利ツール。
音に色がみえる場合
音っていうか曲かもしれないな・・・曲を聴いたら色や景色がみえます。頭ん中で。
想像してるってことじゃなくて・・・やっぱ見えてるんだよね。
その景色の中に自分がいるような感覚に陥るというか。ン”ン”ン”〜説明するのむずかしい!
このワイのツイートにあるように、曲によってみえる色がちがうんですよね。
なまっちゃさん(@namatcha_ )の共感覚の記事おもしろかったから、わたしの共感覚を紹介しよーう
音に景色や色がみえるけど、あたり前だと思ってた。青くみえる曲が好き。
1枚目はサカナクションの「ミュージック」
2枚目はスピッツの「みなと」
3枚目はSuchmosの「OVERSTAND」
※イメージです pic.twitter.com/Bx1AtYckXy— ゆかたん農学校 学長 (@AgriBloger) 2018年7月13日
「この曲聴きたいな〜」じゃなくて、「この色がみえる曲が聴きたいな〜」で聴く曲を選ぶことがありますね。
あとは自然とか緑が見える曲とか。(スピッツの「君は太陽」がそう)
ふつうのひととは曲の選び方がちがうかも。いいでしょ〜?笑(いいのか)
集中して聴かないとできないし、ずっと空間が見える状態ではないですよ。疲れるので!
ちなみにね、いちばん壮大な景色を見せてくれるアーティストがいるんだけど、誰だと思います?笑
宇多田ヒカル
活動再開してからの彼女の曲はすごい。
天然水のCM楽曲の「大空で抱きしめて」なんてこんな場所でひとりぼっちで聴いてる感じだからね。
タイトルは「大空で抱きしめて」って感じに見えてます。

宇多田ヒカルって「部屋でひとりぼっちで聴いてるひと」に向けて歌ってるらしいよ。だからこんなに染みるのか・・・
って話がそれましたね。
こんな感じで日々、色にあふれて忙しいんです。
共感覚のいいこと・大変なこと
よかったこと
- さっきも言ったけど、ひとの顔と名前を覚えるのに便利。
- 曲を聴いただけでショートトリップできる。
てかあたりまえすぎて恩恵とか考えたことない。
大変なこと
- 色にうるさい・こだわりが強い
- たまたま見た文字の色が自分が思ってる色がちがうともどかしさがすごい。
ありがとうは赤色に見えるってさっき言ったけど、たとえば青色にされたとします
って叫びます、内心。
あとは音楽を聴きながら作業するのは苦手です。音楽聴くのにも作業するのにも気が散りますね。
わたしはあまり苦労することはないんだけど、ほかの人ではコンプレックスだったりうとましい場合もあるみたいだからみんながみんなハッピーってわけではないんですよ。
なまっちゃさんのブログの記事を読んで、共感覚で苦労しているひともいるんだと知りました。
誰にもわからない共感覚ワールド
具体的にこんな感じに見えてますよ、って紹介してみたけど伝わりましたか?
あくまでわたしの場合なので、見える色とか特徴にはかなり個人差があります。
共感覚がなくなったらつまんないだろうなあ。
これはこれでたのしいし、色が好きだからうっとうしくもないです。
自分の名前がどんな色に見えるか、この曲はどんな景色が見えるか気になったあなたはゆかたんに絡んでください。笑
もっと具体的なことが知りたい方はこちらの書籍がオススメです。
したっけね!