ウツ

うつ病が一生治らないと分かって一緒に生きていくと覚悟を決めた話

ウツ治らない

ゆかたん(@AgriBloger)です。

10年くらいウツ状態をさまよっていたわたしですが、長い長いトンネルを出た先にある本を読みました。

うつヌケという本なんですが、聞いたことがある方も多いかもしれません。

 

実際にウツだった漫画家の田中圭一さんが描かれた本でベストセラーになっています。

田中さん以外にもウツから復活したひとのエピソードが漫画やコラムとともにわかりやすく説明されている本です。

 

この本を読んでから確信したことがあります。

ウツは一生治ることはない、と。

だから手を取り合って一緒に生きていこうと覚悟を決めたのです。

 

今日はうつヌケを読んで、このマインドに至った自身の考え方を記しておこうと思います。

なんども精神的に病んで復活してを繰り返してしまうわたしやあなたに大切にしてもらいたい考え方があります。

 

一生治らないとはどういう意味か?

「一生治らない」と言われると絶望的に聞こえますが、そうではありません。

『治らなくてもこれが自分だししょうがないよね』というポジティブな考え方です。

 

ウツになると必ず調子のいい時期と悪い時期があります。

治ったと思っても簡単に再発するのがウツです。

 

実はうつヌケの田中圭一さんも医者から「あなたのウツは一生治りません」と言われて衝撃を受けていた一コマがありました。

わたしたちの『ウツというトンネルは不定期に現れるもので、出たり入ったりしながら生きている』ということが書かれています。

 

わたしも『治った!調子がいい!』と思っても、ある時期が来れば何ヶ月も気が沈む時があって。

10年くらい付き合ってきて気づいたのは、自分がウツという要素を取り除くことはもうできないってことです。

大人しく認めたんです、もう治らんなと。

 

でも、認めたことによってウツとの付き合い方がわかってきたんです

 

何度もやってくるウツとの向き合い方

一緒に生きていくには当然仲良くしないといけないので、ウツとお友達になりました。

ひと付き合いもそうですけど、いがみ合っていてもうまくいかないじゃないですか。

だから相手の特徴を捉えたり、こうすればうまく付き合えるっていうコツを掴んでいくんです。

 

うつヌケにも書いてありましたがウツというトンネルに差し掛かったり、気持ちが沈む日があったら、

ゆかたん学長
ゆかたん学長
ウツ野郎が来た!だから気が沈んでも仕方ないな〜!

と認めてあげることが大事なんです。

認めてあげるという行為はものすごく大事で、自分は悪くないと思うことで自己否定を避けることができます。

 

だって不可抗力じゃないですか、好きでうつになってるんじゃないですよね。

 

気が沈んだら、ウツが去っていくまで自分を労るとだいぶ楽です。

『自分は何回もウツにのまれてダメなヤツだ・・・』という思考から、『定期的にくるから仕方ないよね〜』と考え方を変えたことによって、だいぶ気が楽になったのを覚えています。

考え方ひとつでここまで変わるのかと気づけた瞬間でもありました。

 

だから「また来たか〜」くらいに思うのが大切なんですよ。

ウツをではなく、自分の一部として受け入れるんです。

受け入れることによって、「一生治らなくてもいい」ことに対する覚悟ができました。

 

付き合い方を得た効果とは

わたしはうまくウツとお友達になりつつあり、今では1年のうちでも調子のいい期間が長いように思えます。

それは自分で環境を整えたのもありますし、1年で自分の気が沈むタイミングを分析したのもありますけど。

 

今でも落ち込むことたくさんありますよわたしも。それこそ生きるのがめんどうで仕方ないって思うことたくさんあるし。

っていうとメンヘラだと思われそうでなかなか口にしづらいですよね。結構まじめな話なんですけどね。

 

それでもまだ生きやすくなったのは調子のよくなった時に「うつヌケ」を読めたからかなと思っています。

そうそうそう!と共感できることがたくさんありますし、関係ないと思うひとにもぜひ読んでもらいたい一冊ですね。

(結構病状の激しい患者さんが出てくるんですけど、自分はまだマシだからとか思わないようにね)

 

ウツを仲間として受け入れよう

わたしは10年くらいウツに気づかないまま過ごしていて、自分はメンタルが弱い人間だと恥ずかしさを感じていました。

でも、世の中には自分と同じような人間がたくさんいることが最近わかってきたんです。

やっと世間的に表面化してきたのかなと。

 

わたしも記事にするのにはまだ恥ずかさもあります。でも誰かの助けになるかもしれないからこうして文字として残しているんです。

 

最後に出所は忘れましたが、「うつは心のガンだ」という言葉が心に残っています。

治さなければ死んでしまう、簡単にひとを殺す心の病。

わたしのように完治をあきらめた人間もいます。

でも、止めることはできる。

 

だから一緒にウツと手を取り合って生きていきましょう。

敵として闘うのではなく、「自分の一部」として受け入れて生きていく方法もあることを知ってもらいたいです。

それでは。

 

ABOUT ME
ゆかたん
ゆかたん
ゆかたん農学校学長。シティ系農業ガールブロガー。 大学と農協でつちかった経験と知識を武器に、農業知識をやさしくアツく語ります。 北海道から産地直送でお届け中です。