働き方

まとめ記事はもういらない。初心者ライターの葛藤

ちょっとひとつ言いたいことがある。

クラウドソーシングでライターの記事を応募し、テストライティング(契約前の選考)をしていたときのことだった。

 

あふれかえる似たようなキュレーションサイト

記事の内容はネットから拾ってくればいいので楽です!とか、記事のテーマはネットから拾ってまとめてください!とか。

 

様々なうたい文句が溢れているのがクラウドソーシングのライター案件だ。

わたしのテストライティングの条件は指定されたキーワードをネットから拾ってまとめるということだった。

 

キーワードに従って調べてみるとさまざまなサイトに似たような情報が溢れまくっているのに気づく。

 

わたしが作った記事は、同じようなサイトをみたライターがそれらをまとめた記事だ。

 

つまりわたしが書いた記事はまとめのまとめのまとめのまt・・・以下略。

 

自分が書いている記事ってほんとに必要なのか?と一瞬天邪鬼な自分が脳内をよぎった。

 

証拠のない記事は書きたくない

たしかにキュレーションサイトって便利だ。

難しい言葉もなく、頭を使うこともなくさらさら読める。

必要な情報だけを得られればいい。

 

ただライター側としては、どっかのご当地のおすすめ商品の記事ならまだしも、〇〇ダイエットだの〇〇健康法だの科学的に証明されているかもわからないことをあたかも真実であるかのように記事を書くのはどこか自分の信条に反した。

 

わたしは証拠が不十分な情報は昔から嫌いだった。

論理的じゃないことも受け入れるのは好きじゃなかった。

 

つまり自分がロジカル女なんだけど。笑

でも、記事を書く限り「~だと思います、多分・・・」とかそんなあやふやなことは言えない。

 

あることないこと書くなんて週刊誌と一緒だ。

結局儲けられればいいわけだから。

 

情報を取捨選択できる日本人はすくない

そもそもそんな記事を読む人間にメディアリテラシーはあるだろうか?

話は若干それるが日本人ほどメディアリテラシーがない人種はいないと思っている。

新聞の書いていることはすべて正しい~とか報道ステーション見ていればニュース分かったような気になってる人間は多い。

これ結構まじな話だ。

 

日本人は情報はインプットできるのに、そこで終わってる人間が多い。

情報を頭に入れてそこから自分の頭で考えることができていない。

 

テレビのコメンテーターの話をまるっきり信じてしまうのもこれだ。

果たしてそんな人間は必要な情報を取捨選択できるんだろうか。

 

それとも不実なこともまるっきり信じてしまうのだろうか?

まあ人のことなんて知ったこっちゃないんだけど、そろそろ気付けよって言いたい。

 

キュレーションサイトだからって何でもかんでも書いていいってもんでもないだろ。

キュレーションサイトなのに情報の取捨選択できてないだろ。

と思いつつ、受けてしまった後に記事内容を伝えられるのでしょうがなく書いたのだった・・・

 

 ペーペーライターの葛藤

自分のライターの経験を積もうと応募したのはよかった。

書くことを仕事にする人間としてまだまだ未熟なこともわかってる。

 

まだお金を頂けるようなためになる記事を書ける人間でもない。

お金が稼げればどんな記事でも書くべきなのかなあと悩まされている。

 

よく月20万稼いでいるライターもいます!とか案件にあるけど、そんな記事量産してていいのかー!とか思っちゃう。

 

生活できなきゃ意味ないんだけど、それで飯食ってその飯おいしいだろうかとかペーペーペーライターが葛藤を感じた話でした。

そこを乗り越えてライターとしてやっている人たちっているのかなあ。

 

んーもうすこし頑張ってみようか。 案件を変えてみようか。

したっけね。笑